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2004年5月2日 自転車乗りにも宗教は必要なのか?

 先日BD-1のオーナーの依頼をうけて目の前でチューニングにかかった。購入した店でこれ以上改善不能といわれたとのこと。予定通りにチューニングは完了。すこぶる調子の良いマシンになってオーナーは喜んでくれるかと思いきやさにあらず。

カンカンになって怒ってます。顔と耳が赤くなっている!

 なにが気にくわないっていつも自分が通っているお気に入りの、しかも小経車が得意といわれている店で出来ないと言われた物が目の前でできてしまったのだ。彼にとっては自らの神を否定されたのと同然だったのだろう。
 彼にとってその寺なんとかって店の店主は教祖様だ。教祖様がそんな事はこの世ではありえんと申された事が目の前で起こってしまった。こんなバカなことがあって良いはずがない。それでは今まで自分がおこなってきたお布施は意味無いではないか!このDB-1だって定価で買ったんだ!教祖様ご推薦の何とかってグリスもはみ出てほこりがついて迷惑なくらいたっぷり付いているのだ。今まで言いなりになって払ってきたお布施や信心を否定されてなるものかー!ってなところでしょうか。
 こっちとしてはひたすら迷惑です。依頼通りに作業しているので規定の料金(お布施じゃないです)をお支払いいただいてお引き取りいただきました。彼にしてみれば私が「ヒエ〜っ!お手上げです〜私にはどうにもなりません、堪忍してください!」とか言えば満足だったのでしょう。

 初めっからそう言ってくれればいいのにネ。チューニングしてって言うからチューニングされちゃうんであってあらかじめメールでせりふとか決めておいてもらって当日そのまんま演じてって言ってくれればこっちもつき合いますよ。ヒエ〜でも、ショエ〜でも何でもしちゃう、もちろん出演料もらうけど。

 特定の宗教をお持ちの方はその旨おっしゃっていただくか服装でわかるようにしていただけるとありがたいですなぁ。スッチーみたいにオニークデスカァ〜、サッカナ〜デスカァ〜。なんて一々聞くにのもなんですので。