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2006年1月27日 東横イン事件に思う

 ライブドアに続いて今度は東横インだ。
 これに関しては明らかに条例違反なので違反は違反としてけしからんと飯倉も思うのだがこれってそれ以前にこんな条例が存在すること自体がおかしいと思うのである。

 障害者のための設備を民間業者に条例で強制的に作らせるということは形を変えた増税ではないか!!

 そもそも民間業者は利益を上げてなんぼだ。もちろん社会的責任もあるがそれはある一面でしかなく条例でそれを押しつける物ではないだろう。ましてやその業者の利益をむやみに圧迫するような条例は悪条例だ。

 今回の事件では社長がアホな発言をしているので火に油な状態だが滅多に使わない障害者用設備を民間に押しつければそのつけは利用者に回ってくる。ごく一部の人の利益のために他の多くの人の利益が損なわれるのではとうてい民主的とは言えまい。

 本来障害者のためのバリアフリー設備は公的金でまかなわれるのが本筋だと思う。しかしながらキックバックの無いところ、天下りできないところには税金を回したがらない役人は条例という制度を悪用して民間業者にそれを押しつけ、浮いた金を身内に回そうというのがこの事件の真相ではないだろうか?

 マスコミも自分たちの既得権を守るためには国家家力には逆らわないようにホリエモンや東横インを悪者に仕立てておけば視聴率もとれると一石二鳥の計算しているような気がする。
 第一、こんな設備を作られてその尻ふきをやらされるのは主にサラリーマンだ。増税されたあげくにろくに使わない福祉設備のつけまで回される。
 それでいて悪者は一部の民間業者って事にしてマスコミに騒がせて全体的な雰囲気を作っていくとはそちも悪よの〜。