ガイアの夕暮れ

 昨日某「ガイアの夜明け」で副業が取り上げられていたが視聴した方はどのように考えただろう?
 まずは白いたい焼き屋を始めた営業マンのケース。
 最初は日に1000個以上売れたがその後売り上げが急落、気候が暖かくなったとかもあるだろうが第一の理由は商材だろう。
 物珍しさから一回は買ってくれてもリピートしてもらえるだけの魅力をもった商材では無いというのが最大の問題だと経営者ならサッサと気づいてはどうだろう?
 売り上げ急落後に新メニュー投入(どうせ本部の受け売り)や新聞折り込みを行ったそうだがこんなのは経費がかかるばかりで根本的な解決にはなっていない。
 そもそも仕事をバイトにぶん投げて自分は社長気取り&社長出勤で店にブラリと寄るだけ。で、儲かると思っている時点でNGだ。親と嫁から借りた金はそのまんまフランチャイザーに吸い込まれて一巻の終わりだろう。

 たいやきと言えば飯倉にとっては四谷の「わかば」だがこのレベルの店を視察したりはしていないだろう営業マン。「わかば」ではたいやきをイッコイッコ焼いている、バイトにさらっと頼めるような仕事には見えない。
 そもそも経営者がネクタイ締めて売り上げだけ見に来るなんてぇ間抜けな事はやっていない。

 その他、いろいろな「クビにならない仕事」が紹介されていたがリスク管理にはくれぐれもご用心を。自分が出資すればクビにならないなどというネガティブな思考ではうまくいく物もうまくいかない。

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