シマノ11S化完全移行前にやっとく事、

IMG_1844ご存じの通りシマノが昨年のNEWデュラエースを皮切りにリア11段に移行しようとしている。段数が10から11になったところでどうなるわけでもないのは当然だが今回の段数追加で20年以上ほぼ変わらなかったフリーボディー幅が拡張された。むかーし昔にシマノが8S化する際にエンド幅が126から現行の130に変わってから20年以上エンド幅もフリーボディー幅も規格変更はされていない、今までなんとか踏ん張ってきたのがいよいよフリーボディーだけ諦めたような感じがするが・・・。
今回段数を増やすに当たってシマノはエンド幅を135にする事無くフリーボディー幅を広げてきた。これで右側(フリー側)ハブフランジがさらに中央によったので手組ホイールを組むと明らかに横剛性に難有りなホイールが出来る様になった。
おちょこ量は今までだってもう少しどうにかならんかな状態だったのが今回の規格変更でいよいよ手組ホイールオワコン宣言だ。完組ホイールならアレこれ工夫の仕様でどうにかなりそうだから11S化とは手組ホイールに死刑判決を下して完組ホイールに全て移行してちょうだいなって事ですな。
これが性能向上の手段の一つだというんならそれもしかたないだろう。しかし10が11になったところでなにか性能が上がるわけじゃなしホイールの横剛性が明らかに落ちるような規格変更はホイールとしての性能と安全性を落としているにもかかわらずそこんとこは知らんぷりで、メディアと一緒に良いとこばかり言いふらすってズルくね、
手組を排して完組に移行するって事はショップに居る人間はますます売り子だけになってしまう。売ったらおしまい、商品に問題あったら交換で済ませる。つまりがバイトでオッケーって事だ。こいつは人件費抑制には非常に効果的だから経営者は喜ぶだろう。メーカーや代理店も単価が上がるから喜ばしい事だろうしメディアも話題が増える、広告収入アップで業界全体が潤うって事だ。 なかなか上手い手だなぁと思うのは飯倉だけでしょうか???
写真はハブの発注に当たって手持ちのハブのフランジがどうなっているかを再チェックしているところ。フランジに関しては飯倉お気に入りだった67アルテのハブが68発表で急遽発注するも素早く旧モデルを生産中止していたシマノにしてやられて入荷「0」、ほぼ同規格の56の105も無いと言われてしまったので致し方なく57の105を発注とあいなった。
写真右から79デュラ、これは10sなのにセンターフランジ間がやや狭まめで積極的に買おうという気にはならんのだがモノは良いのでそこそこ発注、というか今しか買えんな。その隣りが今回発注の57の105、ご覧の通り左となりの56の105よりややセンターtoフランジ間が狭いが致し方ない。どの左が2世代前の105。昔懐かしいシルエットだが今さらどうにもならんので参考までに。一番左がTNI。特徴的な設計で左右のスポークテンション差が少なく組めるがやはり横剛性の確保には不適なので小径以外にはお勧めしていない。
さて、問題の11sだがこれらと一緒に並べると右フランジ(この写真だと下のフランジ)が2mmくらい上に上がることになる。写真では10sまでの右フランジはどれもほぼ同じ位置にあって左フランジは設計思想によって上下している。シマノ11s化がどういう意味か、見る人が見れば判るだろう。

エンド幅そのままフリーボディー幅拡張、業界利益最大化。

One thought on “シマノ11S化完全移行前にやっとく事、

  1. 池羽
    2017/01/29 at 10:16 午後

    こんばんは。リアFH-7900とFH-6700の新品が(海外から)手に入りました。
    一生ものとする場合、どっちを使ったらよいでしょう?7900デュラといっても、フリーボディーはオーバーホールできないとありますし、交換だと単品で15000円ですから、2回交換すると割に合いません。
    アルテをこまめにメンテしながらのほうが(フリーボディも安い)いいのでしょうか?お忙しい中すみません。お返事いただけると幸いです。とても悩んでおります。

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