シマノのチェーンカッター今昔

IMG_6660シマノチェーンカッター業務用手持ちのチェーンカッター(シマノだけ)を並べてみやした、
左から最新の11S、10S、8S、そして右端の小さいのがUG(ウルトラグライド)。ウルトラグライドはHGという規格が出来る前のシマノのチェーン。あんまりウルトラって感じじゃなかったけど名前はウルトラ。
さて、現行販売されているのは11S対応品という事になる。それを買っとけば古いのまで全て対応という事になっている。ママチャリやピストなんかのでもオッケーだ。
でもチェーンが乗っかる部分を見てほしい、段数が増えるごとに板が薄くなっている。当然の事ながら強度は低くなる。
だから11Sに移行する気の無い人は11Sに対応していない型遅れ品(ショップに在庫があれば)の方がモアベターという事になる。
ちなみに9S時代のが無いがスクールの生徒さんに壊されてしまって廃棄となってしまった。これも例の板部分の破損ですた、
カンパはどうなってるかと言うと最新の11Sはそれ対応の工具がマストアイテムで、当初は純正工具しか無くて一般ユーザーはチェーン接合が出来ない状態だった。
現状では純正以外の現実的な値付けの品が多数流通しているのでショップに頼らずともよくなった。10S以前のカンパは10Sまではチェーンも流通しているし工具はシマノで代替え可能と言っておこう。それより前の規格だとそもそもチェーンが流通していないので他社製(シマノでしょう)でなんとかするしか無い。
相性に関してはネット上に各種情報が流れているので自分で調べてください。飯倉としては商売している都合上厳密には合わない物を合いますとは言えませぬー、

One thought on “シマノのチェーンカッター今昔

  1. 松田 義広
    2018/12/08 at 4:07 PM

    UGはウルトラグライドの略ではなくてユニグライド Uni-Gride の略です。

    シマノ最初のカセットハブ(今はフリーハブって呼ばれているようですね)であるジュラエースEX(AXより半年くらい早く商品化)5段120mmエンド幅が最初の市販商品、すぐにジュラエースEX6段126mmエンド幅を採用したフジオリンピックロードレーサーが市販車として最初だったと思います。そのころ、シマノ600ボスフリーホイール(ジュラエースボスフリーと共通の抜き工具使用、すぐに爪が舐めて抜けなくなるヤツ)も発売されて、5段14-14Tで1800円くらいでなるしまフレンド旧立川店で買いました。UGチェーンも市販開始、600UGチェーンが900円くらいだったところジュラエースUGチェーンが4800円、何が違うんだろうと思ってそれぞれ3セット買って使いましたが、ジュラエースUGチェーンはいまだに使えるモノです。

    このチェーン切りには痛い思い出があります。

    UGチェーンとフリーを買って当時の愛車BSユーラシアランドナー(ピンク色)のアップグレードを試み、普通用のチェーン切にセットして装着したところ、ピンがまっすぐに入らずチェーン切のピンを2本折ってしまったうえに、チェーンのキモであるプレートのふくらみをゆがませてしまい、チェーンリング(スギノマキシ)の歯を欠いてしまいました。なるしまフレンドに泣きを入れたところ、詰めて余ったコマをつなげなおせばチェーンは使用可能、でも専用のチェーン切が必要だよ!と後から教えてもらってがっかり。で買ったのが貴画像左の金色のUGチェーン切、800円くらいでした。

    その後、700CW/O(いまはクリンチャーというようですね)ホイール装着車が市販され、なるしまフレンドで398の特価車を買い、シマノ600UGチェーンと13-14-15-16-17の600UGボスフリーに交換して小平から日光いろは坂-中禅寺湖サイクリングに出かけました。
    再軽レシオ42-17でいろは坂をあえいでこいで登ったなんて信じられません。でも当時はPCD144のスギノマイティが普通、ジュラエースでも42T当然で39Tなんてつけてるひとはなるしまフレンドでは女性メンバーだけだったです。乙女ギヤとは上手い表現ですね。

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