ハブの虫食い例

76e27521.jpg カンパやシマノで採用されているカップアンドコーンタイプのハブは適度なスパンでグリースアップ&玉当たりの再調整が必要なのです。


 これは新品からノーメンテで8千~1万km走行したアルテのフロントハブの玉押し。
 虫食い状態でハブシャフトを指で回しただけで明らかに異常を感じる状態だった。さいわいこの玉押し単体を交換するだけで事がすんだがこのまま走る続けていればハブ本体のレース面もダメになっていたろう。
 よく何キロの走行ハーブをオーバーホールすべきかと聞かれることがあるが走行キロで判断するのはセカンドベストな行為と言える。
 ホイールをフレーム(フォーク)からはずして指で回して判断するのが最も良いのだがこれだと触った感じで判断しなければいけないので言葉にするのがほぼ不可能ということになってしまう。じつにかゆいところだが実際そうなのだから仕方が無い。
 ちなみに最初のグリースアップは早めに。車のエンジンの慣しと理屈は一緒。
 デュラあたりは2~3000kmくらいか。SORAなんかだと500kmくらいでオーバーホールをした方が良かったりするんだけれどフロントハブの代金とオーバーホール工賃が同じ位なのでホイールを延命するって考えじゃないとやってられませんね~ぇ。

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