さて、シマノ11S化で手組ヤバいぜ!情報を発信している飯倉ですが手組をお薦めしている者としてはこの事態になんとか対応せねばなとあれこれジタバタしておるのは皆さんご存じの通り。
で、結論としては非対称リム(DT RR440)を使うしかネェなという事で落ち着いたんですがこの非対称リムを10Sハブに使ってしかもエンド幅を135mmにいじってフリー側フランジをフリー方向に振ったらスポークテンションの左右差が極限まで小さくなるホイールが出来るわけですョ!!!理屈的には、と以前書いたので さっそく組んでみました。比較できる様にスポークは前回同様星の14-15番バテッドです。結果は・・・
(さらに…)
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DT RR4400非対称リム&シマノ11sハブの組み合わせ、どうよ!
非対称リムがやっと入荷したのでさっそく9000デュラハブで組んでみた。
まずは再度9000デュラハブ+オープンプロの組みあわせでのスポークテンションを見てもらおう。条件はどちらもリム以外は同条件、32H、星14-15バテッドスポーク、星アルミニップルの組み合わせ。テンション値はホーザンとパークの両方のゲージでおこなっている。数値は全てのスポークを測定した後の平均値の概略値。
オープンプロCD
フリー側テンション(N)反フリー側テンション(N)
1000 300
1200 400
1300 450
DT RR440アンシンメトリック
フリー側テンション(N)反フリー側テンション(N)
1000 550
1200 600
1300 700
当たり前だがDTの非対称リムはフリー側のテンションの自由度が極めて高い。シマノ11Sハブでホイールを柔らかめにしたり体重に最適化するには非対称リムでない限り無理だ。
対称リムでフリー側1000Nにした時の反対側300Nというのは触るとグニャグニャな状態。左右で組み数を変えれば大丈夫との情報が在るそうだがやってみれば判る、そんな小細工は焼け石に水だ。
しょせん対称リムで11Sホイールを作ろうとすればフリー側をガチガチに張るしか選択肢は無い。
シマノ11S対応(サイメン調べ)リムDT RR440入荷しますた、
あれこれテストした結果非対称リムがシマノ11S時代の手組ホイールにベストマッチング(と言うか唯一の選択肢)という事になりました。対称リムで組もうとすればスポークテンションをかなり高く組む事になってこれでは手組の魅力は半減というかガチガチにするしかないんなら完組でいいじゃネェか!?という事になってしまいます。安いのも在るしそもそも工場で量産されているホイールと似たり寄ったりなホイールしか出来ないんならひとつづつシコシコ組むのは理屈で考えれば労力の無駄でしかないです。このリムで明日にも試験用に一本組んでスポークテンションがオープンプロ(対称リム)とどの程度変わるかを公表します。
RR440はフロントは同シリーズで対称タイプが出ていてこちらは450g前後、リアはほんのちょっぴり重くて460g前後(実測)です。サイメンプライスはどちらも¥8,415-です。
そろそろ走るにゃ不快な季節ですね、
夏が高温多湿な日本は自転車ヤロウには厳しい季節です。それでも年間を通じたレースコンディションの調整とか通勤で乗らざるをえない人にとっては走らんわけにも行きません。飯倉もジテツーなので不快でも走るんですが体調が良かろうが悪かろうが不快なのは変わらんので走る際のペース配分が判んなくなります。
そこで活用しているのが心拍計。普通トレーニングに使うというイメージのある心拍計ですがスピードメーターと心拍計が同時に見える状態にしておくと自分がどんな状態にあるのかを数字である程度判断することができる様になります。
写真は飯倉の通勤&近所の雑用バイク「流星号」のコクピットなのですがサイコンと心拍計を並べておいています。これでいつもの通勤コースを走ると疲れている時にはいつもの巡航速度でも心拍数は高く出るので「オ、やべえなぁ」というのが判ります。逆にスピードが上がらなくて心拍が低いと怠けている自分に気づかされます。
特に夏場に有効なのは前者でいつもの速度のつもりがけっこう身体は無理しちゃっていると心拍がやたら高く出ます。そのまま走る続けると職場に着いてから気分が悪くなっちゃったりするんですな、そういう時は加減します。
通常飯倉は心拍計を車でいうタコメーター的な使い方してるんですが夏場は「無理しないメーター」として使っています。
クラリス こっちへおいで、
シマノから2300の後続モデルとして2400が発売されたのだが今回はクラリスって名前を付けられた。2300との最大の違いは今回はフルコンポで出たって事。さっそく現物ゲットだけどシルバー発注したらシルバーとブラックの中間狙いました的なのが来た(安っぽい、たぶんわざとだ)。形状は57の105と並べるとクリソツ、8sモデルなんでちょっぴり期待したんだけどフリーボディー寸法も105と一緒。つまり10sのサイズという事なので8s時代のようなセンターtoフランジではない(チッ)。
重量は実測105が355g。クラリスが385。重量差の要因はフリーボディーのツメ部分の削りの有無とシャフトのスペーサーの素材の違いだと思う。
定価で¥1、800-だからデュラを買うことを考えたらほとんどタダのような値段だがこいつで組んでもでデュラで組んでも速さに関してはほぼなんにも変わらない。
しょせん速いやつは速くて遅いのは(以下略)、
スクールの生徒さんに勧めるのはアリかなとか思っている。おそらく難有りはフロントのブレーキキャリパーだけでコレさえ適当な物にして各部チューニングを施せばレースでも全く問題無いだろう。
シマノ11S対応ホイールRS21解体新書を製作中!
世間の空気とはかなり異なりシマノ11Sに危機感を感じている飯倉ですがそれをあざ笑うかの様に登場したシマノ完組ホイールWH-RS21-CL(あさひ販売価格¥15,319-)をバラしてインプレを編集中です。
昨日撮影、今日の16時ころには編集完了で今日中にYouTubeにアップ予定だったのですが編集途中でデーターが崩壊して頭真っ白状態です。しかも原因不明、一から編集作業やり直しなような気がしています。まあ飯倉の苦労なんぞどうでもいい事で問題なのはその性能ですよ!今どき10万円以上する完組ホイールなんていくらでもあるのに1万円台のホイールがどんなモンなのかとくとご覧あれ〜。
たぶん木曜に再チャレンジ→金曜アップになると思います。