トレックは一見普通なのに分解とかすると「えええー!」な場合が多々あるので着手前から緊張する。
今日はヘッドパーツを外してフェースカットの依頼を受けるが下玉押しが外しにくい構造になっている上に下玉押し自体の形状が抜くのを拒否するかのような造形に。
ケンカ売ってんのか!
どうであれ抜くんだけどね。 で、このトレックの後に着手したのもトレック、しかもヘッドパーツ交換。
今日は祟られてるな。
立て続けにBBシャフトにガタが出るトラブルを起こしているTIAGRA FC-4550だが今回はシマノに送る事に。マズい事にチェーンリングにどこぞの工房で刻印を打ったやつでお客さんはチェーンリングは外したいと、でももうすぐ閉店だしその後も仕事入っているしで致し方なく前からのチェーンリングは付けたままお持ち帰りいただくという事で新品を丸ごと付けさせてもらった。
不良品をシマノに送り返すとあれこれ事情は説明したのだが送り返したモノと同じだけのものが。事務的にこうする事になっているんだろうが、謝って取り替えもただ働きならこっちからは新品を提供したチェーンリングもどうすっかだぜ、メーカーのトラブルの緩衝材をやらされるとは、トホホだ。
シマノよ、ガッツをサンキュー。次からは問答無用、思考も無用で容赦なくガンガン送り返すよ。お客さんにもよ~っく言っとくよ。
着払いで送り返しちゃいなよって。
サイメンはどこで買ったバイクでもノープロブレムで受け入れているのが特徴の一つだ。この点だけでもお客さんから感謝されたりするのだが未だに他店で買ったバイクはお断りの店が少なくないのは皆さんご存知の通り。
特に地方では極度に嫌われる場合があるらしく地方から(わざわざ)来たお客さんの中には飯倉が作業している間中今までのいきさつと自分が地元の店主にどれだけ嫌な扱いを受けたかを延々話す人がいる。
なぜにこれほどまで他店で買ったバイクの面倒を見るのをいやがるショップが多いのか??単純に考えてもいくつか理由は思いつくだろうが一番の理由はその店主が時代に合わせて変わる事が出来ないでいるからだろう。
サイメンは今年なんと20周年。自分でやってておったまげ&どうりでオッサンになる訳だ。
ってな訳で今までヘビーにサイメンを使ってくれたお客さんに感謝の気持ちをこめてなんぞせにゃならんなあという訳でこちらをどうぞ!
今日は雨なので自転車屋サイメンは暇である。しかも2月だからめちゃくちゃ暇になるはずである。
で、 予定通り暇なのであれこれ事務仕事などをしておったらひょっこり昔のお客さんから連絡が。