どこの会社だってコレだけは譲れんなぁというキモはあるだろう。だいたい創業時から続いている物事だったりするもんだがリムで商売を始めた某メーカーは完組がペロッと儲かるもんだからそっちに舵を振ってリムはおざなりになっちまって久しい。それでも販売を続けていたのでプライベートでもかなりの比率で使い続けてきたんだがそれももう終わりだな。
赤の他人がどんなやり方で金儲けしようが勝手な事だが完組では重量表示がカラッキシ嘘っぱちだったり半年もすればフリーの回転が明らかに悪くなるような品をしゃぁしゃぁと売り続けているメーカー、でもリム単体では良かった。完組では正規販売店もメンテの仕方を分かってなかったり(分かっててもやんないの?)だから整備不良が普通の状態というローパフォーマンスホイールの名門中の名門だがリムだけはサイメンでもお勧めしてきたんだな。
今までトラブルらしい事はこれといって無かったリムなのだが今回組んだのはおったまげ。組んだばかりのホイールから異音がするというので現物見せてもらうとなんとスリーブが動いて音がしている。スリーブ全体が動いているんではなく穴からのぞくと片側だけ動いている。
何はともあれリム交換をしてお客さんには納得してもらいその後すぐに切断してスリーブを出してみた。確かに一部分だけ動いてて2/3くらいは正規の位置に収まっている。別段大きな衝撃が加わったわけでもなく切り口の具合を見ても始めっから切れている物を突っ込んでいるのは間違いない。
元々リムケーカーだった会社のリムが明らかに製造時に不良品を出している。ってか一体どんな工夫をすればこんな不良品作れんだ??
完組は以前からカッコだけの役立たずと呼んでいたが今後はリム単体でも用心しながら付き合わないと認識を新たにした。というか他の選択肢はいくらでもあるんだしね、
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NEWアルテホイールWH-6800テスト中
前回の動画でも言ってるけど絶対にいいホイールなんて無いわけで 在るのは自分に合うホイールなんですよ。だからベストなホイールを見つけるにはネットとか雑誌の情報なんかほとんどアテにならんわけで自分で乗ってみるしか無いわけね。
今試しているのはむやみに安いNEWアルテホイールWH-6800+IRCのFormura ProX-Guard。ベンチマークの74デュラハブ+GP4+コルサCXとトータル重量はほぼ同じ。発売時期は25年くらい違うので常識的に言ってアルテ-IRCチューブレスが圧勝のはずなんだけど結果は惨敗。もう使ってて苦痛でたまらんわ、
まずダンシングした時に進まんススマン、フロントはたわむわリアはフニャルわでこのホイールはシッティングでチンタラ走る人用じゃなかろうか??
シッティングでも加速する時のもっさり感はRS21のほうがいいような気がしてならんのはなぜだ??アルテだからという期待をしたのがいけなかったんだろう。映画を見に行く時の心構えと同じで何事も期待しちゃいかんって事だよな。
タイヤもチューブレスに元々いい印象が無かったんだけど流通し出して何年もたったから進化してるんじゃないかと思っていたわけですよ。 んー、進化は感じない。未だチューブレスにメリットも感じない。MTB用は確かに良いけどロードにチューブレスって違う気がするんだよね脱着がしにくいだけじゃなかろうか?これまたガッカリさせられるだけなんだな。
結論を言うと期待するな! そーゆー事じゃないでしょうか。ちなみにGP4の手組ホイール(32H)はダンシング時はライトウエイトよりグイグイグイーッと加速していきます。
体重が軽いけどペダリングが奇麗でパワーのある人には良いのかもしれんです、
Eye Forcus オッサン オバはんもスポーツグラスの時代だぬ、
老眼やや来ている飯倉だがそれそろあれこれ考えねえとなと思っていたところで老眼度付きレンズ仕様なやつが発売された。値段も試して見ようかだしもしかしてセイフティグラスとして良いかもねで仕入れてみた。
結果どうだたかというと普通に使えるけどバイクに乗る時に使うには顔へのフィットがイマイチ(鼻の高い人に良いと思います)でセイフティグラスに使うには強度が不安というイマイチ中途半端な感じがする。
そもそも微小な物を見る際にはそれに特化した道具をいくつも用意してあるので困ってなかったしな。
今しばらく使ってみて使わなくなりそうなら誰かにあげるといういつものパターンを考えております。
現状ベスト、Dixnaケーブルストッパーテープ
ドロップハンドルにケーブルを巻き付けるのにアレコレいろんなテープを試してみたが現状ベストはコイツ。各社ともシフト、ブレーキともに巻き込む様になったがバーにキッチリ沿わせないとトラブるのにクセがあったりブラケットとハンドルバーの相性がイマイチだったり、電動も増えてきた事もあってただ単に仮止めであれば良かったのが機械的強度もあった方が良いという時代になった。
さらにTTバイクやカーボンバーが一般的になったりで引き回しのやっかいなケースが増えたりしたがそれでもどうという事は無い、そういえるメカニックでありたいですなぁ〜。
一方でこういう事ってのは地味でお客さんからは評価されない。なんせトラブんないだけだから評価などされるわけが無い。
地味すぎるこのテープも盆が明けたら販売分も含めて再発注、バーテープ巻きが好きでたまらん方はドゾ!
日東クラフトワン けっこうオンリーワン
このところホイールの試験走行でアマンダの出番が増えてるんだがステムの剛性不足が気になって今さらながら交換する事に。
今どきアヘッドばかりなので選択肢は少なかろうと思っていたら案の定仰け反るほどだ。唯一の選択肢がこの日東クラフト1というやつ、あんまり流通していない。多分競輪選手とかが使ってるんじゃなかろうかと思うんだがコレだけでママチャリ買えちゃう値段なので普通は買わんだろうって感じ。 (さらに…)
「ホイールの話」をアップしました、
ここんとこ忙しくてブログのアップも滞りがちなのですが仕事のスキ見て一本動画撮りました。アッチイからさ涼しい室内でマターリしようぜ、
あーあーあー仕事が始まんねぇなぁ、
新車(と言うか新品フレーム)を組むのにフレーム側の下準備だけに2時間くらいかかっちゃうのがわりと普通になってきている今日この頃。下ごしらえが終わってからやっと仕事が始まるなぁという気分な飯倉としてはめんどくさい時代になったなと思います。しかし今回受けたコルナゴはヘッドもBBも切削不要だしそもそもコンサバな規格なのでサクサク事が進むと思っていた・・・ら甘かったんだよね!
写真は純正ピラーのスレッドを立て直しているところ。この部分のボルトは手で回す仕様なのでスレッドがキツメなままでは後々の再調整であたふたする事間違い無し、というか調整できないのでバラしてタッピングをする事に。まあそのまんま組んで納品しちゃったって始めは気がつくわけないとこなんだよね。でもサイメンに依頼って事はココまでやってって事なのでやります。
ちなみに何らかの理由があってきつめに作ってある場合もあるのでよくよく考えてから、場合によっては各種資料を調べてから作業にかからんといかんです。
こんなふうに毎回毎回修正箇所は異なるわけですよ。工場で量産されたパーツを組み合わせる時に修正しつつ最適な完成品にするんだからこれこそ本当の完成車だと思うんですけどね。