雑誌もインプレしないシマノの安ーい完組ホイールRS21を分解解析するとともにコレがどんな意味のある品なのかを解説していきます。
実は昨日もアップしたんですが画質が低い設定でアップしてしまいレンダリングし直して再アップいたしました。せっかくリンク張っていただいた方には申し訳ないんですが修正お願いいたします!
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シマノ11S対応ホイールRS21解体新書を製作中!
世間の空気とはかなり異なりシマノ11Sに危機感を感じている飯倉ですがそれをあざ笑うかの様に登場したシマノ完組ホイールWH-RS21-CL(あさひ販売価格¥15,319-)をバラしてインプレを編集中です。
昨日撮影、今日の16時ころには編集完了で今日中にYouTubeにアップ予定だったのですが編集途中でデーターが崩壊して頭真っ白状態です。しかも原因不明、一から編集作業やり直しなような気がしています。まあ飯倉の苦労なんぞどうでもいい事で問題なのはその性能ですよ!今どき10万円以上する完組ホイールなんていくらでもあるのに1万円台のホイールがどんなモンなのかとくとご覧あれ〜。
たぶん木曜に再チャレンジ→金曜アップになると思います。
ホイールの歪み試験の結果
シマノ11S化に伴い手組ホイールのリアの組み方を考え直さねばなぁと思っております。一言で言えば11S化とは手組殺しであって「手組の存在は許すけど価値は無いよ」ということです。
フリーボディーが幅広になったぶんフリー側のフランジが内側に入ってしまいオチョコ量が増えるというかいずれにせよ横剛性の確保に難儀する規格になってしまいました。デュラに続いてアルテが登場、おそらく来年には105も11S化されて手組オワコン計画コンプリートになります。
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ホイールの歪み試験やります、
シマノの11S化に伴いフリー側のハブフランジ位置が変更になりました。今はデュラだけですが順次各モデルとも同規格になるでしょうからそれへの対応をしなければいけません。
売ったら売りっぱなしの店ではどうでもいい事ですがサイメンの様にいじってなんぼの店では正確に(つまりメーカーの言い分を鵜呑みにしてはいけない)事を掌握しておかなければいけません。
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意外なケースで使えたSM-CB90
もともとTTバイクのダイレクトマウントブレーキキャリパー解放用というごく限られた用途のSM-CB90。ほとんど売れネェだろうと思っていたら輪行用にとかシマニョーロ(レバーがシマノ、キャリパーがカンパの組み合わせ)にとかでソコソコ売れている。
今回はまた想定外なケースでヨシガイの復刻版ギドネットレバー+ショートVの組み合わせだ。本来レバーとVブレーキだけで事は済むはずがレバーの剛性不足などがたたってベストセッティングにするとワイヤーの取り外しが出来ないんでコイツで解決とあいなった。
SM-CB90は元々レース用機材なんで作りはしっかりしていて精度も剛性もグットだ。ケーブルの微調整も出来るんでコレ一個で相当使い出がある。少々重いがブレーキという重要部分の一部なら重量よりも安全性を重視すべきだからコレで良いんじゃないだろうか。モノの割には安いし、
チェーンリングもそこそこ在庫してるのさ、
買って数年は交換しなかったりするチェーンリング、いざ交換って時にはすでに売ってないのが常識となろうとしている。結局チェーンホイールごと交換→せっかくだから段数増やすか→パーツ総取っ替え勧められる→バイクごと買い替えるなんてループに引きずり込まれたんじゃタマンネー!!!って事でサイメンでは極力ヤバそうなパーツはストックしておく事にしてる。ただし79のチェーンリングはストック予定無し。だってアウターだけで2万5千円なのよ、どうしろってんだよね(-。-;)。
Di2関係もストック予定無し。つまり79デュラはケーブル引きも電動も早々にこの世から消える幻のパーツになるのさ!というのが飯倉の予想でございます。
79オーナーは9000に切り替えるか消耗部品を自前でストックしておくかですな。今のうちですぞ、
金でポジション決め出来るの?
この数年ポジショニングのための計測やらアドバイスをする商売が現れているそうだがコレってけっこう眉唾じゃネェかなってのが飯倉の考えなのですよ。先日もスクールの生徒さんが元プロレーサーで今はライディングスクールをやっている人物から指導を受けたというバイクを見せてもらったんです。平均的な日本人体型よりもやや大柄な人であるにもかかわらずハンドル幅は360mmをお勧めされて交換したそうです。360mmといえば中学生とか小柄な女性が使うサイズという認識でしたからオッタマゲました。クランクも170mmのところを160とかにした方が回転がよくなるとローラー台に160のクランク付けたデモバイクに乗せてもらったそうですが台上だけで回りゃ良いってもんじゃないと思うんですけどねぇ、
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子供用ロードは一筋縄では、その2
子供用ロードのホイールで肝心なのはホイールとして成り立たせつつ剛性をいかに落とすかなのだ。だいたい素材は大人用と同じものを小さく作ってあるだけなので剛性オーバーなのだから工夫でなんとか出来るところは全てやるという姿勢でないと行けない。
以前のハブは死んでいる上にボスフリーなので今回現行の105をインストールする事に。32Hなのでフリー側4本、反フリー側8本でフリー側のテンションを極力上げない様に組もうと思ったのだがテンションを上げていくとなんか違う。フランジ見たらこの通り、ニップルの頭にヨソのスポークがかかっちまっている。700だとこんな事になんないんだけどねぇ〜。
結局この組み方はあきらめて4本、6本で組み直したらコレまた相性が良くないので最終的に当たり前な左右とも6本で組む事に。3度目の正直と言うかなんと言うか・・・、
ちなみにフロントはラジアルで。105のハブはラジアル禁止なのだが体重の軽い子供が乗るので行けるという判断で。スポークは全て15番 ヨシ!